どうもSOMAです。
以前、人から借りたAuto Nikkor 50mm F1.4を、Nikon FGに付けたことがあります。そのときはAIと非AIの違いを知りませんでした。
特に問題はなかった気がします。でもあとからニコンのカメラのシリーズを調べていて、FGには非AIレンズを付けてはいけないと知りました。今回は、そのときに知った「AI・非AI・AI改」の違いと見分け方をまとめます。
この記事のポイント
Nikon FGに付けられるのはAIタイプのレンズだけ。非AIレンズは、付けるとカメラを壊すおそれがあります。
この記事でわかること
- FGの説明書に書いてあること
- 非AI・AI・AI改の見分け方
- 非AIレンズを付けてしまったときの話
- 非AIレンズを使えるF2の話
こんな人向け中古でニッコールのレンズやFGを買おうとしている人
目次
FGに付けられるのはAIタイプのレンズ
FGの取扱説明書には、使えるのはAIタイプのニッコールレンズだと書かれています。非AIのレンズは無理に付けないこと、付けるとカメラの連動機構を壊すおそれがあることも書かれています(Nikon FG 取扱説明書)。
同じページには、AI改のレンズの中にも使えないものがあると書かれています。AI改だから必ず大丈夫、というわけではないので、付ける前に説明書の一覧を見ておくと安心です。
非AI・AI・AI改の違いと見分け方
ざっくり言うと、ニコンのレンズは絞りの値をカメラに伝える仕組みで分かれています。
- 非AI:古いタイプ。絞りリングの後ろ側に段差がなく、絞りの数字は1列
- AI:絞りリングの後ろ側に段差(連動ガイド)があり、絞りの数字が大小2列
- AI改:非AIのレンズの絞りリングを改造・交換して、AIと同じように使えるようにしたもの
見分けるときは、レンズを裏返して絞りリングの後ろ側を見るのが早いです(KEH)。
僕のAuto Nikkor 50mm F1.4(非AI)

絞りリングの後ろ側に段差がない、非AIのままのレンズです。
New Nikkor 35mm F2.8(AI改)

こちらはAI改のレンズです。50mmと比べると、絞りリングの後ろ側に削られた段差があり、カニ爪にも穴が開いています。
FGのマウント

FGのマウントには、正面から見て右上に黒い出っ張りがあります。これがレンズの絞りの位置を受け取るためのレバーで、AIレンズは絞りリングの段差でここを押す仕組みです。段差のない非AIレンズを無理に付けると、ここにぶつかってしまいます。
付けてしまったときの話
借りたAuto Nikkor 50mmをFGに付けたときは、特に問題はなかった気がします。
ただ、これはたまたま壊れなかっただけかもしれません。説明書ではっきり禁止されているので、試してみるのはやめてください。僕も知ってからは付けていません。
非AIレンズを使いたいならF2
Nikon F2の初期のフォトミックファインダー(DP-1)は、レンズのカニ爪で露出計と連動します。カニ爪のある非AI・AI改・AIのどれでも使えます。ただし後期のF2A(DP-11)以降は、AIレンズが前提です(Wikipedia: Nikon F2)。

僕は今、Auto Nikkor 50mmもNew Nikkor 35mmも、どちらもF2で使っています。FGは、今はほぼ飾りになっています。
中古で買う前に確認したいこと
- 持っているカメラが、非AIレンズを付けていいボディかどうか
- 買うレンズが非AI・AI・AI改のどれか(絞りリングの後ろ側の写真を見る)
- AI改なら、自分のカメラで使えるものかどうか
レンズとカメラを別々に買うときほど、組み合わせの確認が大事です。
まとめ
- FGに付けられるのはAIタイプのレンズ
- 非AIレンズは、付けるとカメラの連動機構を壊すおそれがある
- 見分けるときは絞りリングの後ろ側を見る
- 非AIレンズを使いたいなら、初期のフォトミックのF2なら使える
僕みたいに知らずに付けてしまう前に、一度レンズの裏側を見てみてください!
